すべて真夜中の恋人たち
読了。
わたしはこれまで、何かを、選んだことがあっただろうか。
この仕事をしているいまも、ここに住んでいることも、
こうしてひとりきりでいるのも、話すことのできる人が誰もいないことも、
わたしが何かを選んでやってきたことの、これは結果なのだろうか。
<本文より>
後半のスピード感がすごい。おもしろい。
心に、からだに、するどく尖ったものが
ザクザクと突き刺さってくる感覚。痛み。
それでもなぜか、清々しいね、というような。
ぜんぶ、ここにあったなぁ。
それに、冬子さんと誕生日同じだぁ。笑